▼SDGsインパクト基準
12月15日、国連開発計画(UNDP)主催の「企業・事業体向けSDGsインパクト基準」説明会にオンラインで参加致しました。
SDGsインパクトというのは、SDGsの達成に適合する事業や投資を、世界基準で認証していく制度になります。本制度が策定された背景には、SDGs達成のために民間から投資を集めること、そして企業などがSDGsを取り入れ、事業活動を促進していくことがあると思われます。
こうした評価基準については、これまでにも様々な民間企業や組織が定めていましたが、基本的には企業外部の関係者を意識した調査内容であることがほとんどでした。しかしながら、SDGsインパクト基準は、企業が会社の存在意義(パーパス)とSDGsを融合させられているかチェックするために定められています。
▼評価基準
その他にも、企業が事業をどのように推進するかという評価基準、さらには事業の成果やその成果をどう可視化するかという面での評価基準もあります。これにより、企業は自社の行う事業がSDGsの達成に繋がっているか確認することができ、投資家もそれを見て投資の判断材料とすることができます。
弊社からも代表の赤澤が説明会に参加し、実際に制度の説明を聞いたところ、来年の早い時期から認証が導入される予定で、計測に関しても既にフレームワークが整っているという話があったようです。
そのため、経済活動とSDGsの関連性がより深まり、今後さらにSDGs事業が普及、SDGsインパクト基準が意識され、企業活動や投資も変化していくでしょう。
▼重要な指数
今のところ、企業のSDGsインパクト基準の測定は義務ではないようですが、投資家からの資金を募る上で、重要な指標となることは間違いないと思われます。
そうなりますと、SDGsインパクト基準をより意識して事業活動を行う企業と、そうでない企業の差が開いていくことも想像されます。
このように、世界ではますますSDGsの推進が加速することが予測されます。日本でもSDGsインパクト基準で、企業のSDGsへの意識は変わってくるでしょう。
▼活動
合同会社8ではこうしたSDGsに関わる最新情報なども取り入れ、積極的に企業や自治体、教育機関などにも導入を推進しております。SDGsに関する理解や取り組みを加速させたい!という方は、ぜひご連絡ください!
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2020年より実家の家業である農業を始めた。
以前の仕事で培ったIT業界の知識と販売の知識をいかして農業に取り組んでいる。今後はSDGsの考えも取り入れ、農産物生産工程、フードロス、食品への意識を主に考え持続可能な農業経営にシフトしていこうと試行錯誤中。