【 SDGsで考える観光業の未来と、地域経済の未来。】昨日のお話。 塚原会長とお話させていただきました・・・!SDGsは、既に経済を動かす機軸となりつつあります・・・。
例えば、人材です。弊社では中学校・高校・専門学校などで実際にSDGsの授業をさせていただいておりますが新学習指導要領への移行が完了し、学校の教科書でSDGsを学ぶようになった今、生徒たちの意識がものすごい移り変わっているのを教育現場の中で肌身を通して感じています。
彼ら生徒たちにとっては、教科書で学んだ ”世界で目指して当然やるべきもの” であるSDGsですが、仮に目の前の大人たちが堂々と無視しているとしたら若い世代からの信用は一気に墜落してしまいますよね。
2021年の統計によれば、既に若い世代の就活生のうち24.5%が「企業のSDGsへの取り組み」に関心を寄せ就職活動にあたっているという結果が出ています。
「持続可能な地域づくり」の実現のために「若い人材」の存在は欠かせません。多種多様な世代が、お互い助け合い支え合いながら地域を築いていく必要があると、僕は思っています。**ところで、SDGsで変わった中には「政府の指針」「市場の動向」があります。
八戸県域DMO・VISIT八戸の会長でもあられる塚原会長。観光庁との間で、SDGs方面の観光「サステナブルツーリズム」に移行するよう言われ始めているよ、と教えてくださいました。
2022年度観光庁「持続可能な観光推進モデル事業予算」は4.5億円。サステナブルツーリズムコンテンツ促進のため「訪日外国人旅行者周遊促進事業費補助事業(サステナブルな観光コンテンツ強化事業)」「持続可能な観光推進モデル事業」などが行われています。政府の指針の背景にあるのは、世界的旅行市場の変遷です。
持続可能な観光の概念に基づく「エコツーリズム市場」は、世界で2019年には約19兆円だったものが2027年には約36兆円に到達にすることが予測されている超・成長市場と目されています。(年平均14.3%成長との予測)市場の変容は、世界市民の価値観の移ろいによるもの。
世界の価値観は、どんどんと動き始めているのです。地域経済の維持、地域内人材の豊かな生活の持続のためにも、世界を知り、よい要素を取り込んで成長していく必要があると思います。
僕も2021年からJTB主催「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」の分科会「観光を通じた地方創生のSDGs達成貢献に関する勉強会」に参加して勉強させていただいておりますが、やはり観光立国を目指す我が国として、地方観光業もまだまだやれる分野はあると思いますし、僕も貢献していきたいです。
県内全域の経営者1人1人に会いにいってSDGsの解説とセミナー参加のお願いをして回ろう!という当キャンペーン。塚原会長は、チラシの配布もご協力いただけるとのこと。誠に感謝申し上げますm(_ _)m ありがたやー。ありがたやー。
**ちなみに・・・、お話が終わり塚原さんがお出になられた後、エスタシオンで席を借りて社内オンラインMTGやったんですが・・・WiFiの速度がめちゃ速い!いつも使ってる自宅兼オフィス(有線LAN)よりも早くて困惑しました。笑
俺の職場環境どうなってるんだと。飲み物も保温カップでお出しいただくなど(地味に嬉しい)、何気ないお心遣いがなかなかに素敵です。





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合同会社8代表。事業設計士・SDGsファシリテーター。
2011年、東日本大震災をきっかけに地域活性化の起業家活動を開始。
2017年、農林水産省産学官連携協議会に東京大学・上場企業3社らと農業とAIの研究事業発足。
2019年、合同会社8設立。2020年10月よりSDGs推進事業開始。
現在では企業向け・教育機関向け・行政向けにSDGsの理解と実践のためのワークショップなど開催中。
たまに事業設計士として事業計画を作ってプロジェクト推進や資金調達なども。
2022年には地元「青森テレビ」のGW特番にてSDGs解説員として出演するなど、地域内でSDGs推進の第一人者的存在(?)となっている。