4月22日に県立高校で行ったアンケート結果を集計の上、分析致しましたのでご報告いたします。
2030SDGs開催報告はこちらです。
2030SDGs開催報告【2021年4月22日 県立高校様】 | 合同会社8 (8llc.jp)
〇アンケート分析結果〇
1.満足度は9割以上が「楽しかった」と回答。


2.体験を通した学びとして、個人ごとに受け取ったものが違うことが判明。
今回の2030SDGsの参加者アンケートを通して、今回弊社の提供した
体験型探究学習プログラム2030SDGsワークショップには
① 行動喚起
② 他者理解・コミュニケーション意欲促進
③ 環境保全意識・社会貢献意欲の向上
④ 社会への興味喚起
⑤ 社会への感謝(社会帰属意識の獲得)
⑥ 内省の機会・自己革新の機会の獲得(自己キャリアへの展望、成長意欲喚起)
の6つの感想に分かれることがわかってきました。
個人ごとに価値観が異なり、同じ空間・似たような経験であっても、
受け取った学びが分かれるといえます。
以下では、それぞれ①〜⑥について実際の声を含め記載していきます。
① 行動喚起
参加者の中には、明日から「行動を起こしていこう!」という思いに至る考えが見られました。
▼ アンケート結果の例:
思った事を行動に移す事の大切さを学んだ。 |
小さな事でもいいから積極的に行動していきたい。 |
自分にも他人にもプラスになる行動を積極的にしていきたい。 |
② 他者理解・コミュニケーション意欲促進
参加者の中には、「他人との考え方が、こんなにも違うんだ」「もっと他人とコミュニケーションを図り理解していきたい」という考えが見られました。
▼ アンケート結果の例:
誰でもコミュニケーションをとりたい。 |
困っている人を積極的に、助けたい。 |
色んな人とコミュニケーションを取る事と後先のことを考えて行動する。 |
色んな人の話を聞いたりすることを大切にしたいと思いました。 |
お互いに協力し合う意識をもって行動したい |
③ 環境保全意識・社会貢献意欲の向上
参加者の中には、「環境を守るための活動に取り組みたい」「社会貢献のために行動していきたい」という考えが見られました。
▼ アンケート結果の例:
社会に貢献できる行動や、エコバッグを持ち歩くことをしたい |
地球環境に関する様々なことについて考え、行動に責任をもって行動したい。 |
環境や経済、社会を守る為に自分も意識してやっていきたいです! |
ゴミの消費の仕方を考えようと思った |
地球温暖化を進めないように3Rをやったり、差別をなくすために、自分が相手の人を平等に接することをやっていきたいです。 |
④ 社会への興味喚起
参加者の中には、「社会の出来事について、インターネットで検索してみたい」「世界各国の状況について、ニュースなどもっと興味を持ってみていきたい」という考えが見られました。
▼ アンケート結果の例:
経済などについてインターネットで調べたい |
まずニュースを見て、どの国がどうなっているかなど、今の世界の状況をもっと知りたいと思った。そのためにテレビニュースなどもっとしっかり見たい。 |
ニュースとかに取り上げられていたら関心を持って見てみようと思った |
私たちにもできることはあると学んだので、募金やSDGsに対する知識を、より身に付けていきたいです。 |
SDGsの目標達成のため、具体的にどんな取り組みがなされているのかもっと知りたいと思った。地球環境を守るため、節電節水、ごみの分別など、初歩的なことをしっかりやろうと思った。 |
自分の行動で変えられるところは変える。今だけでは無く未来のことも考え、ニュース等はちゃんとチェックしておこうと思った。 |
⑤ 社会への感謝
参加者の中には、「現在の自分の生活があるのは、社会の皆さんのおかげ」という社会への感謝を持つようになった方が見られました。
環境について考えていきたいです今普通の生活をできていることに感謝してこれからも頑張りたいです。 |
自分が使う色んなものに色んな人の苦労がかかっているんだと理解し、感謝していきたいと思った。 |
⑥ 内省の機会・自己革新の機会の獲得
参加者の中には、「自分のしたいことをSDGsに結びつけて問題を解決していきたい」という考えをもつ方も見られました。
プログラミングなど、自分がしたい事と結びつけて問題を解決していきたい。 |
インフルエンサーになって伝えたいと思った。 |
3.感想の一部抜粋
以下は「体験を通して何がよかったか?」についての感想です。
これからの自分がとても楽しみだから |
様々な意見が知れたから |
自分が思う環境問題について考えることが出来たから |
みんなと意見の共有出来たからです。 |
よくわからないことがあったのでこれから知っていきたい |
振り返って今後の改善点を見つけられたと思うからです |
以下は、「体験を通してどう思ったか?」についての感想です。
自分たちができることを探したいと思った |
仲間との交流が出来るゲームだった |
これからの未来のことを考えていかないとダメだと思った |
目標を達成することと世界の状況を考えることが大切だと感じました。 |
ゲームとして環境、経済、社会について学べるのはいいことだと思った。 |
誰かのために助けようとすることと、今後世界を良くしていくためには、経済だけでなく環境を良くすることが大切だということを感じました |
周りを見て行動してクリアできてない班に協力する事を学んだ |
世界には学校に行けない子供達がいるので、少しでも役に立ちたいと思いました |
世の中の怖さと悲しみを知りました |
協力することの大切さがわかった。 |
経営者の気分だった。 |
今の世界の状況や、今後の未来の事について考える事が出来て良かった。貴重な体験が出来た。 |
以上、アンケート結果のご報告です。
「体験型探究学習プログラム2030SDGsワークショップ」では、教育機関向けにSDGsのカードゲームと振り返りを通して、課題解決型学習方法やコミュニケーション能力・チームビルディング・メタ認知について体験を通した習得機会を提供しています。
もし開催についてご興味があれば、Contact よりご連絡をお待ちしております。
問題解決能力や、コミュニケーション能力、他者理解(自己理解)などは、豊かな人生のために必要不可欠なことだと私たちは捉えています。
そんな思いで、私たちはこの活動に取り組んでいます。
事業設計士・起業家。合同会社8 代表。
2011年の東日本大震災をうけて起業家として地域活性化の活動を開始。
2016年の産学官連携事業発足プロジェクト時に初めてSDGsと出会い、青森県内のSDGs推進を手がける。
学校教育現場・企業活動・行政履行へのSDGs理解浸透や事業推進のためのサポート実施中。